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学生活動  2025.06.25

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名経大 国際交流楽しむ 留学生ら講師に3週間

ウズベキスタンの音楽で、いす取りゲームを楽しむ学生たち=犬山市の名古屋経済大で

ウズベキスタンの音楽で、いす取りゲームを楽しむ学生たち=犬山市の名古屋経済大で

 外国人留学生が多く通う名古屋経済大(犬山市)で23日、国際交流イベント「インターナショナルウィークス」が始まった。7月11日までの期間中、学生や外部人材を講師にして国際色豊かなイベントを開く。

 同大には、ネパール、ベトナム、中国、ウズベキスタンなどアジアからの留学生が多く通う。学生のうち17%を留学生が占め、県内の大学では屈指の比率だという。

 初回は、ウズベキスタンからの留学生ダレル・ジョンさん(22)が、同国の国民的スポーツである「ウラク」と「クルシュ」を紹介。ウラクは、馬に乗ってヤギの死骸を奪い合い、ゴールに運ぶ競技で、クルシュは柔道によく似た競技だという。

 ジョンさんは映像を見せながら「単なるスポーツではなく、民族のアイデンティティーの一部。中央アジアの鼓動が宿った競技」と語った。その後、ウズベキスタンの伝統的音楽に合わせて、いす取りゲームを楽しんだ。

 期間中は、カナダやインドネシアの大学から講師を招くほか、国際教養セミナーを開くなどする。(水越直哉)

(2025年6月25日 中日新聞朝刊近郊版より)
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