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イベント 2019.03.24
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ロボット動かしてAI(あい)して 瀬戸で児童ら体験の催し
ロボットや人工知能(AI)に、体験や展示を通して親しむ催しが23日、瀬戸市蔵所町の瀬戸蔵で始まった。24日まで。
2005年の愛・地球博開催継承事業。近未来に対してチャレンジすることの楽しさを、現在の子どもたちにも伝えようと、市が12年に始めた。
愛知工業大客員教授の西山禎泰さんが講師となり、同大の学生らも手伝いながら、県内外から来た児童23人に指導。子どもたちはモーターをつけたロボットに、チェーン状につなげた部品を読み取らせて前進や右左折を指示することで、プログラミングの原理を学んだ。ロボットを動かしてお菓子を拾うゲームもあり、子どもたちは夢中になって取り組んでいた。
24日には、ロボットの歴史、AIについて解説したパネルを展示。西山さんは「誕生した当初、イメージが悪かったロボットと、今のAIを取り巻く状況が似ている。AIによって将来の仕事などに不安を持つ子どもたちがいるが、これからはAIと人間との関わりや協働が大切になると思う」と語り、来場を呼び掛けた。 (吉本章紀)
(2019年3月24日 中日新聞朝刊なごや東版より)
2005年の愛・地球博開催継承事業。近未来に対してチャレンジすることの楽しさを、現在の子どもたちにも伝えようと、市が12年に始めた。
愛知工業大客員教授の西山禎泰さんが講師となり、同大の学生らも手伝いながら、県内外から来た児童23人に指導。子どもたちはモーターをつけたロボットに、チェーン状につなげた部品を読み取らせて前進や右左折を指示することで、プログラミングの原理を学んだ。ロボットを動かしてお菓子を拾うゲームもあり、子どもたちは夢中になって取り組んでいた。
24日には、ロボットの歴史、AIについて解説したパネルを展示。西山さんは「誕生した当初、イメージが悪かったロボットと、今のAIを取り巻く状況が似ている。AIによって将来の仕事などに不安を持つ子どもたちがいるが、これからはAIと人間との関わりや協働が大切になると思う」と語り、来場を呼び掛けた。 (吉本章紀)
(2019年3月24日 中日新聞朝刊なごや東版より)