決勝リーグで白熱したロボットの対決を見せた出場者＝輪島市文化会館で

　第５回のとロボット競技輪島大会のバトルロボット部門石川地区大会が１０日、輪島市文化会館で開かれた。自作ロボットで対決する催しで、金沢工業大工学部の学生が手掛けたロボット「ジュニオール」が優勝し、２連覇を果たした。
　
　県内の高校生、大学生や専門学生、社会人ら９チームが出場した。予選リーグは３チームずつの総当たり戦で行い、１位チームが決勝リーグに進出。決勝も総当たりで実施し、ジュニオールが２勝を挙げ、栄冠をつかんだ。

　代表の工学部４年、金井広行さん（２２）＝野々市市＝は「負けられない戦いだったが、なんとかなって良かった。２連覇はとてもうれしい」と喜んだ。

　催しは、１６日に同会館で開かれる自作のロボットを戦わせる同様の全国大会を前に、実戦経験を養うため開かれた。この日出場した９チームは全国大会に出場する。

　（田井勇輝）

（2019年2月11日　北陸中日新聞朝刊能登版より）