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イベント 2019.02.07
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カードゲームでSDGs知ろう 野々市 学生ら30人楽しむ
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs(エスディージーズ))」について楽しみながら学んでもらおうと、「SDGsカードゲーム」の体験会が5日夜、野々市市情報交流館カメリアであった。参加した学生や会社員約30人が、ゲームをしながら身の回りの課題解決を考えた。
SDGsは、貧困や飢餓といった問題から経済成長や働きがいまで、国連加盟国が2030年までの解決を目指して掲げた目標をいう。カードゲームは、金沢工業大(野々市市扇が丘)の学生団体などが作った。目標の達成に向けて課題になりそうなことを書いた「トレードオフカード」が34枚、課題解決の手段を記した「リソースカード」が31枚ある。
参加者は課題が与えられると、リソースカードに書かれた「人工知能(AI)」「料理」などの手段を使った解決策を出し合った。参加者自身が課題を見つけるトレードオフカード作りにも挑戦した。「地域の高齢者を見守りきれない」という課題を提案したチームでは「企業が自治体を巻き込んだ一つのコミュニティーをつくって見守る」といったアイデアが出た。
学生団体代表の同大4年島田高行さん(22)は「ゲームでSDGsを理解し、社会にアクションを起こすきっかけになれば。みんなで考えることで斬新なアイデアは必ず出る」。参加した北陸学院高校教諭の渡辺大輔さん(40)は「SDGsとは何かを知る良い機会になった」と話していた。
カードは同大ホームページで無料ダウンロードできるほか、3月下旬までに発売も予定している。 (都沙羅)
(2019年2月7日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)
SDGsは、貧困や飢餓といった問題から経済成長や働きがいまで、国連加盟国が2030年までの解決を目指して掲げた目標をいう。カードゲームは、金沢工業大(野々市市扇が丘)の学生団体などが作った。目標の達成に向けて課題になりそうなことを書いた「トレードオフカード」が34枚、課題解決の手段を記した「リソースカード」が31枚ある。
参加者は課題が与えられると、リソースカードに書かれた「人工知能(AI)」「料理」などの手段を使った解決策を出し合った。参加者自身が課題を見つけるトレードオフカード作りにも挑戦した。「地域の高齢者を見守りきれない」という課題を提案したチームでは「企業が自治体を巻き込んだ一つのコミュニティーをつくって見守る」といったアイデアが出た。
学生団体代表の同大4年島田高行さん(22)は「ゲームでSDGsを理解し、社会にアクションを起こすきっかけになれば。みんなで考えることで斬新なアイデアは必ず出る」。参加した北陸学院高校教諭の渡辺大輔さん(40)は「SDGsとは何かを知る良い機会になった」と話していた。
カードは同大ホームページで無料ダウンロードできるほか、3月下旬までに発売も予定している。 (都沙羅)
(2019年2月7日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)