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学生活動 2018.07.20
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園児 音の響きに驚き 尾張旭・東部保育園 県芸大院生が出張演奏
県立芸術大大学院(長久手市)の院生らが劇場などではなく、学校や福祉施設などに出向いてコンサートなどをする「アウトリーチ」が、尾張旭市狩宿新町の東部保育園であり、園児100人が演奏を楽しんだ。(菅谷仁志)
同大は、芸術を通して社会貢献ができる人材の育成を目指し、大学院生を対象にアウトリーチの授業を開講。この日は同大大学院修士1年でコントラバスを専攻する菅原森央(もりお)さん(23)と、同じく修士1年でピアノを専攻する倉橋祐佳里(ゆかり)さん(22)が中心になってプログラムを考え、演奏した。
2人は「ぞうさん」の曲を子どもたちと一緒に合唱したり、コントラバスを弓で弾くだけでなく、指ではじいたり本体をたたいて音を鳴らしたりと、さまざまな音の響きを披露。子どもたちは初めて見るコントラバスの大きさや音に驚きながら聞き入ったり、本体に触れて振動する様子を確かめたりした。
2人とも、子どもたちの前で演奏した経験はほとんどない。菅原さんは「途中で飽きてしまうことを心配していたけど、真剣に聞いてくれた。音楽の力はすごい」と語り、倉橋さんは「演奏中の『おお』、『すごい』という声がうれしかった」と話した。
2人は同大が昨年から藤田保健衛生大病院(豊明市)と取り組む「病院アウトリーチ事業」として今後、同病院での演奏を予定している。24日は別の大学院生グループが同保育園で演奏する。
(2018年7月20日 中日新聞朝刊なごや東版より)
同大は、芸術を通して社会貢献ができる人材の育成を目指し、大学院生を対象にアウトリーチの授業を開講。この日は同大大学院修士1年でコントラバスを専攻する菅原森央(もりお)さん(23)と、同じく修士1年でピアノを専攻する倉橋祐佳里(ゆかり)さん(22)が中心になってプログラムを考え、演奏した。
2人は「ぞうさん」の曲を子どもたちと一緒に合唱したり、コントラバスを弓で弾くだけでなく、指ではじいたり本体をたたいて音を鳴らしたりと、さまざまな音の響きを披露。子どもたちは初めて見るコントラバスの大きさや音に驚きながら聞き入ったり、本体に触れて振動する様子を確かめたりした。
2人とも、子どもたちの前で演奏した経験はほとんどない。菅原さんは「途中で飽きてしまうことを心配していたけど、真剣に聞いてくれた。音楽の力はすごい」と語り、倉橋さんは「演奏中の『おお』、『すごい』という声がうれしかった」と話した。
2人は同大が昨年から藤田保健衛生大病院(豊明市)と取り組む「病院アウトリーチ事業」として今後、同病院での演奏を予定している。24日は別の大学院生グループが同保育園で演奏する。
(2018年7月20日 中日新聞朝刊なごや東版より)