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お知らせ  2018.04.04

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9言語対応パンフ作製 金沢工大と共同

9言語分を作った外国人向け防災パンフレット=野々市市役所で

9言語分を作った外国人向け防災パンフレット=野々市市役所で

 野々市市は金沢工業大と共同で、災害時に持ち運びができる外国人向けの防災パンフレットを作った。英語や中国語、韓国語、ベトナム語、ロシア語など9言語あり、市内在住や転入する外国人に配布する。

 A4判2つ折りで「避難は徒歩で」「協力し合って応急救護」といった地震発生時の行動やパスポート、免許証などの非常持ち出し品をチェックできるようにした。市内10カ所ある拠点避難所を地図や写真で掲載したほか、「私について来て」「外に出ないで」など指さし会話ができるページもある。

 外国人とのコミュニケーションに取り組む金沢工業大などのプロジェクト「デザイン フォー ザ コミュニティー」が2016年度に英語の防災パンフレットを作った。今回は市も参加して内容を一部見直すとともに、英語版以外も作り、計2400部用意した。

 市内在住の外国人は昨年11月末現在で536人いて、県国際交流協会の「外国人のための防災ガイドブック」と一緒に郵送で配布する。市環境安全課の担当者は「家に置いていざという時に活用してもらえれば」と話している。 (鴨宮隆史)

(2018年4月4日 北陸中日新聞朝刊かが白山総合版より)

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