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お知らせ 2026.03.05
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日中製造業テーマ 愛知大公開講演会 次世代車の展望語る

日中のものづくりについて講演する早稲田大の藤本隆宏教授=名古屋市中村区の愛知大名古屋キャンパスで
ものづくりに詳しい藤本隆宏早稲田大教授が特別講演し、日中の製造業の得意分野を比較。労働市場が安定している日本は、複雑な調整を必要とする自動車などに強みを持つ。一方、高度人材の流動性が高い中国では分業型で作りやすいパソコンなどが国際的な産業競争力で優位とした上で「日本は中規模の国として勝ち筋のある分野に注力すべきだ」と語った。
自動車産業では、スマートフォンのように好みの機能を追加・更新できる次世代車「SDV(ソフトウエア定義車)」を各国メーカーが開発している。藤本教授はSDVのソフト設計には調整、分業の両方の性質が求められるとし、「互いに苦手なところを補っていくことになる」と述べ、日中の協業が今後、加速していく見通しを示した。
椙山女学園大の椙山泰生教授と大阪経済法科大の岡野寿彦教授らも参加した討論会もあり、SDVの今後の展望について意見を交わした。
(2026年3月5日 中日新聞朝刊11面より)