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学生活動  2018.03.31

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創作絵本 読み聞かせ 長久手で名古屋学芸大生

創作した絵本を投影しながら物語を伝える学生ら=長久手市文化の家で

創作した絵本を投影しながら物語を伝える学生ら=長久手市文化の家で

 日進市の名古屋学芸大生らが創作した絵本の物語を読み聞かせたり、キャラクターの人形を舞台上に登場させたりして、バイオリンの演奏などと一緒に楽しむ会が29日、長久手市文化の家で開かれた。

 同大の異なる分野の教授陣らが協働し、子どもたちに文化や情報、知識を体験型イベントなどで学んでもらうプロジェクト「こども大学」の一環。園児を中心に約200人の親子が集まった。

 会は、大島誠教授と大島光代准教授が考案した「ユニヴァーサルデザインの絵本」を参考にした。この絵本は、聴覚障害の子どもたちに、絵本の中のキャラクターのおもちゃに触れて、言語の理解を深めてもらうことなどを狙いとして作られている。

 メディア造形学部デザイン学科生が「いじめ防止」「食育」「温暖化」など11編の絵本を作り、ヒューマンケア学部子どもケア学科生が、子ども向けの内容になるようアドバイスをした。

 体の大きな人から痩せている人へのいじめを主題にした「ゴッさんとまめすけ」を作ったデザイン学科2年の森川功基さん(20)は「勇気があれば誰でもヒーローになれると伝えたかった。やってよかった」と話した。

 読み聞かせをした子どもケア学科3年の三浦詩乃さん(21)は「キャラクターがあるとより楽しんでもらえると実感した」と話した。(菅谷仁志)

(2018年3月31日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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