青山副市長（右）にホームページの報告をした名古屋学芸大生ら＝日進市役所で

　小学生にも日進市政を理解できるようにと、同市の名古屋学芸大生がホームページを制作し、公開した。学生らが２７日、同市役所を訪れ、青山雅道副市長に報告した。

　メディア造形学部映像メディア学科の２、３年生６人と草野圭一講師が訪問。市は同大との連携事業として、２０１５年度から制作を依頼していた。

　ページ名は「にっしん市キッズページ」。学生がデザインしたウサギやタヌキなどをモチーフにしたキャラクターが、市の基本情報から政策、市役所、議会の仕事まで、簡単な言葉で説明する。写真も使い、市の見どころも紹介されている。

　２年、加藤世理奈さん（２０）は「普段は１人で制作することが多い。今回は現地に調査に行って、足を運ぶことの大切さが分かった」と話した。

　副市長からキャラクターの著作権を聞かれた３年、増田優太さん（２１）は「フリーです。自由に使ってもらえれば」と答えた。副市長は「遠慮なく使わせてもらいます」と返した。

　市は今後、小中学校の授業での活用も検討する。（菅谷仁志）

（2018年3月28日　中日新聞朝刊なごや東版より）