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お知らせ  2018.04.05

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防犯意識 忘れずに 中署員 名古屋学芸大で講話

学生らに犯罪に巻き込まれないよう助言する近藤警部補=中区三の丸の名古屋学芸大看護学部で

学生らに犯罪に巻き込まれないよう助言する近藤警部補=中区三の丸の名古屋学芸大看護学部で

 今月できた名古屋学芸大看護学部(中区三の丸)の1年生を対象にした防犯講話が4日、同学部の講堂であった。中署生活安全課の近藤久恵警部補が繁華街やインターネットの怖さを紹介した。

 アルバイト感覚で客引きをして摘発される大学生が増えていることや、安易に風俗店で働くことで、知らないうちに違法店舗に個人情報が渡ってしまうなどと説明。「短時間で稼げるバイトはリスクが伴う」と指摘した。

 会員制交流サイト(SNS)で、実際の友人らには教えない「裏アカウント」で男性とやりとりして個人情報を特定され、裸の写真を送るよう強要された女子高生の事例も紹介。「自分の身は自分で守る意識と、もしかしたら被害に遭うかも、と思うことで少しずつ行動が変わるはず」と呼び掛けた。

 大半が女子学生ということもあり、電車内の痴漢対策として被害の9割が起きるドア近くから離れることも助言した。同学部の水谷遥さん(18)は「どれも人ごとじゃないと思った。意識して通学したい」と話していた。(井本拓志)

(2018年4月5日 中日新聞朝刊市民版より)

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