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学生活動  2018.01.19

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税の種類や用途 大学生から学ぶ 岐阜・三輪南小児童

1億円のレプリカを持ち上げる児童ら=岐阜市の三輪南小で

1億円のレプリカを持ち上げる児童ら=岐阜市の三輪南小で

 岐阜市の三輪南小学校で18日、教員や保育士を目指す大学生から児童が税の役割を学ぶ特別授業があった。

 児童と学生に税を身近に感じてもらおうと、岐阜女子大(岐阜市)と県租税教育推進協議会が初めて開いた。同大文化創造学部の4年生が、岐阜北税務署の職員から事前に講義を受けて準備。この日は学生47人が来校し、6年生の児童109人が参加した。

 学生たちはクイズや寸劇を交え、税の種類や用途を説明。「みんなから集めた税金は、学校や病院など身近なところで役立てられている」と説明した。1億円分の紙幣の重さと厚みを再現したレプリカも登場。児童は10キロの塊を交代で持ち上げ、「すげー重い」と目を見張っていた。

 参加した女子児童(11)は「税金の種類の多さにびっくり。1億円もあんなに重いなんて」と驚いた様子。教師役を務めた西巻愛海さん(22)は「子どもたちの反応が良くて、準備したかいがありました」と話した。(鳥居彩子)

(2018年1月19日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)

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