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中日新聞掲載の大学記事

2017.12.12

防災通じ つながる地域 リニモ沿線の大学が合同祭

 東部丘陵線(リニモ)沿線地域の大学に通う学生たちによるイベント「第6回リニモ沿線合同大学祭」が10日、長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で開かれた。

 県立大や愛知学院大など沿線大学の学生たちで実行委員会を組織。東日本大震災で被災した東北でのボランティア活動が原点で、学生と地域住民の交流を図る目的がある。

 今回は「世代間のつながり」をテーマに、体験、販売など計14の多彩なブースを用意。県立大の学生ボランティアサークル「Ruff(ラフ)」のブースでは、東北の被災地での活動を記録写真などで紹介。減災、防災意識を高めてもらおうと、新聞紙で作るコップや皿づくりのワークショップも行った。

 会場内には特設ステージも設け、学生たちが書道パフォーマンスや吹奏楽演奏などで盛り上げた。

 実行委員会代表で愛知学院大4年の桜木悠平さん(22)は「『助け合えるまちをつくる』を理念に活動している。達成には時間がかかると思うが、そのために長く大学祭を続けていきたい」と話した。(村松秀規)

(2017年12月12日 中日新聞朝刊市民版より)

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