五輪や世界選手権の金メダリストを多数輩出している至学館大レスリング部（大府市）の選手らが指導する体験教室が２３日、同大であった。

　昨年のリオデジャネイロ五輪で日本代表コーチを務めた志土地翔大さんらが講師を務め、同五輪金メダリストで卒業生の土性沙羅、川井梨紗子両選手も「サプライズ」で登場。受け身や身を低くする構えなど基礎的な動作を学んだ後、選手と実際に組み合い、タックルや技の掛け方などの指導を受けた。

　参加した共和西小２年の男子生徒は、「たたかう気持ちが勉強になった。技をかけるのが難しかった」と話していた。教室は、レスリング競技の楽しさを体験してもらおうと、市が初めて主催。

　３歳から小学４年生まで約４０人が参加した。（宮崎正嗣）

（2017年9月26日　中日新聞朝刊知多版より）

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