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2009.11.02
愛知大学野球 中部大&愛工大1部残留
中部大(1部5位)、愛工大(1部6位)がそろって連勝で、1部残留を決めた。中部大はエース・小笠原広紀投手(4年・名古屋国際)の力投で愛産大(2部2位)に6−2で快勝。愛工大は名城大(2部1位)に3−2で競り勝った。
■中部大 小笠原2失点完投
中部大の小笠原が2失点完投勝利で、チームの2部落ちの危機を救った。現役最多のリーグ戦通算23勝を挙げ、今秋のリーグ戦終了後に「特別賞」を受賞した右腕が大学最終登板で奮投だ。「調子が悪いなりに抑えることができた。来年、プロを目指す(右腕投手の)石川が1部で投げるためにも残留したかった。それにしても大学野球でこんなにも活躍できるなんて」と感慨深げ。卒業後は軟式のニッセイ(愛知)へ。「スタイルは変えない。コントロールで勝負したい」と最後は力強くアピールした。
■愛工大 勝ち越し点死守
今秋リーグ戦で10戦全敗の最下位・愛工大も1部残留が決定。たった1シーズンでの2部逆戻りのピンチで奮戦。5回の勝ち越し点を3番手投手の後藤が守り切った。奥田監督は「後藤はまだ完投できる投手ではないが、よく投げてくれた。ナインも最後までよく踏ん張った」とひと安心。来春に向けての課題は入れ替え戦の1回戦で1失点完投した長瀬に続く2番手投手の育成。「野手は大半が残る。捕手も経験を積めた。新1年生もいい選手が入ってくる。あとは投手ですね」と奥田監督はチーム強化に力を入れる。
▽2回戦(愛工大2勝)
愛工大(1部6位)200010000―3
名城大(2部1位)200000000―2
(愛)佐藤聡、泉、後藤−三宅
(名)宮本、鈴木崇、江川−芳川
本塁打 鎌倉(工)
▽2回戦(中部大2勝)
中部大(1部5位)000240000―6
愛産大(2部2位)000020000―2
(中)小笠原−道野
(愛)湧川、井上、長安、米田−中森
本塁打 立林(部)中森(産)
(愛工大、中部大は1部残留)
(2009年11月2日 中日スポーツ11面より)
■中部大 小笠原2失点完投
中部大の小笠原が2失点完投勝利で、チームの2部落ちの危機を救った。現役最多のリーグ戦通算23勝を挙げ、今秋のリーグ戦終了後に「特別賞」を受賞した右腕が大学最終登板で奮投だ。「調子が悪いなりに抑えることができた。来年、プロを目指す(右腕投手の)石川が1部で投げるためにも残留したかった。それにしても大学野球でこんなにも活躍できるなんて」と感慨深げ。卒業後は軟式のニッセイ(愛知)へ。「スタイルは変えない。コントロールで勝負したい」と最後は力強くアピールした。
■愛工大 勝ち越し点死守
今秋リーグ戦で10戦全敗の最下位・愛工大も1部残留が決定。たった1シーズンでの2部逆戻りのピンチで奮戦。5回の勝ち越し点を3番手投手の後藤が守り切った。奥田監督は「後藤はまだ完投できる投手ではないが、よく投げてくれた。ナインも最後までよく踏ん張った」とひと安心。来春に向けての課題は入れ替え戦の1回戦で1失点完投した長瀬に続く2番手投手の育成。「野手は大半が残る。捕手も経験を積めた。新1年生もいい選手が入ってくる。あとは投手ですね」と奥田監督はチーム強化に力を入れる。
▽2回戦(愛工大2勝)
愛工大(1部6位)200010000―3
名城大(2部1位)200000000―2
(愛)佐藤聡、泉、後藤−三宅
(名)宮本、鈴木崇、江川−芳川
本塁打 鎌倉(工)
▽2回戦(中部大2勝)
中部大(1部5位)000240000―6
愛産大(2部2位)000020000―2
(中)小笠原−道野
(愛)湧川、井上、長安、米田−中森
本塁打 立林(部)中森(産)
(愛工大、中部大は1部残留)
(2009年11月2日 中日スポーツ11面より)