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学生活動 2025.08.08
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側転できた! 児童ら笑顔 愛知学院大 学生が講師 体操教室最終日

側転に挑戦する子どもたちを指導する鈴木さん(中)=日進市の愛知学院大で
同大には健康科学部健康科学科があり、保健体育の教員やスポーツ指導者を目指す学生が多い。子どもがスポーツに親しむきっかけになればと、昨年12月に市主催のイベントで運動教室を担当。続く今年3月の教室も好評だったことから、同大と市が7月から全5回の教室をスタートした。
対象は小学1~4年生。体操の西日本選手権への出場経験がある4年の鈴木智保(ちほ)さん(21)ら学生5人が講師を務めた。「きれいな側転ができるようになること」を目標に、初回から丁寧に指導。前転や後転に始まり、側転のコツなども教えてきた。
1日の教室では、子どもたちが側転に挑戦。鈴木さんは「足を真っすぐに上げて」などと教えながら、「すごい上手」などと笑顔で見守った。終了後は「みんなが家でも練習してくれて、『できたよ』と言ってくれるのがうれしかった」とあいさつした。
同市香久山小学校の児童(9)は「最初は側転ができなかったけど、5回目にはできるようになった、すごくうれしかった」と笑顔で話していた。同大は今後、体操以外の運動教室も企画していく予定。(青山直樹)
(2025年8月8日 中日新聞朝刊なごや東版より)