愛知大学野球秋季リーグ戦（中日スポーツ後援）で５季ぶりに１部に再昇格し、“復帰即優勝”の快挙をやってのけた愛大の新井野（にいの）洋一野球部長、八田剛監督（３７）、主将の奥村将士二塁手（４年・東邦）、岩田昌紘マネジャー（２年）が２日、中日スポーツ総局を訪れ、優勝報告した。

　八田監督は「春に１部に昇格して、秋は１部優勝という年間の目標を達成できた。１回戦を落としても２回戦以降立ち直って勝てたように、優勝にふさわしいチームができたと思います」と話した。

　愛大は明治神宮野球大会大学の部の中部地区代表決定戦（代表枠１）を兼ねた愛知・東海・北陸３連盟王座決定戦（１１月６日から３日間・瑞穂）に出場する。神宮大会の組み合わせは既に決まっており、代表権を獲得すれば、初戦で東京６大学リーグの覇者・明大と対戦する。奥村主将は「興奮しますね。やりがいがある相手。代表になって、どんな形でも勝ちたい」と、闘志に火が付いていた。

（写真）愛知大学野球秋季リーグの優勝報告に訪れた愛知大の（左から）新井野部長、岩田主務、奥村主将、八田監督＝中日新聞社で

（2009年11月3日　中日スポーツ11面より）