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中日新聞掲載の大学記事

2017.05.23

中高1年生に楽器手ほどき 中部学院大吹奏楽部員が講座

 県内屈指の実力がある中部学院大(関市)の吹奏楽部員が、中学や高校の1年生に楽器の手ほどきをするレッスンを始めた。全6回の初回が20日に同大であり、県内7校から参加した吹奏楽部の生徒ら75人が技術を学んだ。

 レッスンは同大の生涯学習講座「シティカレッジ関」の一環。中高の吹奏楽部ではこの時期、楽器を始めたばかりの1年生の指導で教員の負担が重くなっていることから、その軽減を図る狙いもある。

 この日はフルートやトランペットなど楽器ごとに13パートに分かれ、学生が3時間にわたって基礎を教えた。トロンボーンのパートでは、学生2人が正しい演奏姿勢や息づかいを丁寧に伝授。関市旭ケ丘中の女子生徒(12)は「音程を取るのが難しいけれど、アドバイスのおかげでいい音が出た気がする」と話していた。

 レッスンは7月中旬まで続き、最終回では生徒と学生が同じ曲を合奏する予定。(大野雄一郎)

(2017年5月23日 中日新聞朝刊中濃版より)
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