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中日新聞掲載の大学記事

2017.05.22

留学生ら長久手満喫 藍染めや散策などツアー

 外国人に長久手市の魅力を知ってもらう「長久手百景 みらっせツアー」が21日、同市内で開かれた。インバウンドを勉強している南山大経営学部の学生も同行した。

 同市の県立大や愛知淑徳大の中国人留学生や市民ら計8人が参加。ゼミ調査の一環で南山大の学生6人も加わった。

 留学生は「歴史や文化を学んでみたい」「名古屋に行くことは多いが、地元を散策したことはあまりなかったから」と参加理由を話した。

 市福祉の家での「藍染め」体験や、小牧・長久手の戦いゆかりの色金山歴史公園の散策などがあった。

 同公園では、外国人をもてなそうと、市文化の家のスタッフがサックスやピアノを演奏。新緑が深まる園内にやわらかな音色を響かせた。参加者には文化の家オリジナルの「御朱印」も贈った。

 南山大の学生たちは、文化の家の企画を外国人により興味を持ってもらえるよう、参加した留学生に感想を聞くなどして分析し、6月以降に同家で結果を発表するという。

 3年の松本紗也加さん(20)は「見て、聞いて、味わって、と楽しむ要素がたくさん入っていてすごいと思った。感覚で楽しめるツアーだった」と話した。 (村松秀規)

(2017年5月22日 中日新聞朝刊市民版より)
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