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2009.10.05
中部大が勝ち点2 愛知大学野球
愛知大学野球秋季リーグ(中日新聞社後援)第5週第2日の4日、日進市の愛院大グラウンドで2回戦2試合があり、中部大が名商大に連勝して勝ち点を2とした。愛院大は愛大に勝って1勝1敗に持ち込んだ。
中部大は6回に小川の適時三塁打で先制し、9回にも1点を追加。先発石川が名商大を4安打に抑えて完封した。
愛院大は1−1の2回に4本の単打と犠飛などで5点を挙げて勝ち越し。中盤以降も得点を重ねて快勝した。
■「とにかく低めに」中部大・石川 名商大を完封
試合のたびに見つかる課題に向き合いながら成長している。6回無死、中部大の石川は名商大の3番高見沢に外角低めの直球を続け、見逃しの三振に。「とにかく低めに。あそこから良くなった」。制球も球威も最後まで衰えず、相手打線を牛耳った。
185センチの長身から投げ下ろす直球が最大の武器。2週間前の登板では完投して13もの三振を奪ったものの、終盤に球が浮き、一度は同点となる2ランを浴びた。
「コントロールが足りないし、試合中に余裕がない」。分かっていても、すぐには克服できない。この日も序盤は球が荒れた。マウンドで軸足に体重を乗せる動作を繰り返して確認。5回以降は二塁を踏ませない安定した投球につなげた。
善久監督は「まだ高い球がある」と厳しいが、期待すればこそ。監督の信頼を得るだけの投球ができれば、さらに神宮に近づく。 (海老名徳馬)
(2009年10月5日 中日新聞朝刊19面より)
中部大は6回に小川の適時三塁打で先制し、9回にも1点を追加。先発石川が名商大を4安打に抑えて完封した。
愛院大は1−1の2回に4本の単打と犠飛などで5点を挙げて勝ち越し。中盤以降も得点を重ねて快勝した。
■「とにかく低めに」中部大・石川 名商大を完封
試合のたびに見つかる課題に向き合いながら成長している。6回無死、中部大の石川は名商大の3番高見沢に外角低めの直球を続け、見逃しの三振に。「とにかく低めに。あそこから良くなった」。制球も球威も最後まで衰えず、相手打線を牛耳った。
185センチの長身から投げ下ろす直球が最大の武器。2週間前の登板では完投して13もの三振を奪ったものの、終盤に球が浮き、一度は同点となる2ランを浴びた。
「コントロールが足りないし、試合中に余裕がない」。分かっていても、すぐには克服できない。この日も序盤は球が荒れた。マウンドで軸足に体重を乗せる動作を繰り返して確認。5回以降は二塁を踏ませない安定した投球につなげた。
善久監督は「まだ高い球がある」と厳しいが、期待すればこそ。監督の信頼を得るだけの投球ができれば、さらに神宮に近づく。 (海老名徳馬)
(2009年10月5日 中日新聞朝刊19面より)