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中日新聞掲載の大学記事

2016.11.29

修文大 ハワイ大と提携 来月1日調印 留学あっせん

 一宮市の修文大・修文大学短期大学部は来年度、米ハワイ大カピオラニ校と提携し、学生の留学のあっせんを行う。12月1日に丹羽利充学長(65)がハワイ大で、提携合意書に調印する。修文大が海外の大学と提携するのは初めて。(鈴木佐歩)

 提携後は同大と短期大学部の学生がハワイ大に留学し、半年から1年間、幼児教育やビジネス、食などの授業を受けられる。

 英検などを通じて学生の英語能力を大学が審査し、留学の可否を決める。一定以上の能力が認められれば、ハワイ大で取得した単位を修文大の単位として認めるという。

 これまでは同大には留学制度がなく、個人で語学留学などをするしかなかった。

 提携は、グローバル社会に対応できる人材の育成を目指す大学改革計画「NIWAイノベーション」の一環。4月に就任した丹羽学長が5月ごろから提携先を探していた。

 今後、留学できる提携先の大学を順次増やしていく予定。将来は教員の交流を増やすことを目指しているといい、丹羽学長は「学生にはこの制度を利用して、積極的に海外で経験を積んでほしい」と話している。

 改革計画では、講義を受け身で聴くだけでなく、学生が自分で課題を見つけて主体的に学ぶ「アクティブラーニング」や、市民講座など自治体などとの連携も進めていくという。

(2016年11月29日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
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