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中日新聞掲載の大学記事

2016.11.26

朝日大 学生、研究生8人 公認会計士合格 会計研究部 試験対策取り組み奏功

 朝日大(瑞穂市)の学部生6人が、今年の公認会計士試験に合格した。現役学生の合格は一昨年の2人、昨年の5人に続き、数を伸ばしている。(下條大樹)

 合格したのは経営学部4年の山崎愛華さん、3年の山本真志さん、いずれも2年の吉田博樹さん、江崎ねねさん、山田隼也さん、小川泰代さん。卒業後に大学院経営学研究科で学ぶ研究生の遠藤克将さん、島田泰樹さんも名を連ねた。

 8人は学校公認のクラブ「会計研究部」に所属。同部は2012年に公認会計士の資格取得などを目的につくられ、月〜土曜日は午前6時45分の「朝礼」から、学習をスタート。現役の公認会計士の指導を受け、過去問や予想問題を解いてきた。大学は授業でも試験対策に力を入れており、部員たちはその授業の合間にも部室に集い、試験前には午後11時まで自習に取り組んでいるという。インターネットを使い、提携する学外の講座を受講できたり、先輩合格者が積極的にアドバイスしたりなど、同部の支援態勢が功を奏した。

 ガッツポーズをして合格を喜んだという山本さんは「模試でなかなかいい点数を取れずつらかった。頑張って良かった」と振り返った。最年少の19歳で合格した山田さんは「将来は監査法人に就職して、地域の発展に貢献できるような会計士になりたい」と意気込んだ。

 本年度の試験の合格率は10.8%だったのに対して、朝日大の学生は25.8%だった。

(2016年11月26日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)
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