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中日新聞掲載の大学記事

2016.11.24

交流授業 経済語り合う 南陽高と椙山女学園大生

 港区大西2の南陽高校で、同校の生徒と椙山女学園大(千種区)の学生の交流授業があった。消費や経済をテーマにそれぞれ発表し、刺激を受け合った。

 「ビジネス経済応用」の授業を受講する南陽高の3年生9人と、椙山女学園大現代マネジメント学部の水野英雄准教授(経済教育)のゼミ生5人が参加した。

 高校生は寸劇を交え、アルバイトを装って現金をだまし取る詐欺の事例を紹介し、注意を呼び掛けた。大学生は世帯収入の減少や授業料の値上がりで奨学金の受給率が増え、返還の延滞者が多い現状などを指摘した。

 グラフなどを使った発表に、南陽高の若松さん(18)は「大学生はすごい」と関心。椙山女学園大の福田未来さん(20)は「人に教えられるほど知識がないと気付かされた」と収穫を口にした。

 交流授業は、消費者教育に取り組む消費者金融会社「SMBCコンシューマーファイナンス」(本社・東京)の仲介で実現。営業利益の推移などを基に投資先や就職先を選ぶグループワークもあった。 (立石智保)

(2016年11月24日 中日新聞朝刊市民版より)
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