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中日新聞掲載の大学記事

2016.11.10

自動運転新技術 体験交え身近に 名古屋でショー

 中部地域の電子・電気関連の新技術や研究成果を紹介する「フロンティア21エレクトロニクスショー」(中日新聞社後援)が9日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で始まり、企業、大学、研究機関の計27団体が、近年注目される自動運転に関わる技術などを出展した。10日まで。入場無料。

 自動車部品大手デンソー(愛知県刈谷市)は、ボタン操作だけで自動的に車線変更したり、ドライバーの急病を車載カメラで検知して安全に停止したりする技術を体験できるシミュレーターを展示した。

 中部大工学部ロボット理工学科の平田豊教授の研究室は、スマートフォンのカメラを使い、ドライバーの目の動きから眠気を事前に検知し、警告音を発するシステムを紹介。研究室の大学院生浦瀬康平さん(23)は「特別な装置を使わなくても居眠り運転を防止できる」と利点をアピールした。

(2016年11月10日 中日新聞朝刊11面より)
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