宝達志水町押水武道館弓道場の開設記念大会（町弓道協会主催、北陸中日新聞後援）は６日、同弓道場であり、団体戦は金沢工業大Ｂ（小寺美歌子、片桐左喬、松井仁）が１９中で優勝した。個人戦は男子が登内政徳選手（鶴来弓友会）が８中、女子は小寺美歌子選手（金沢工大Ｂ）が７中で優勝した。

　男子１０７人、女子５５人の計１６２人と団体戦に５６チームが参加し１人８射で競った。部活動が復活した宝達高校弓道部の生徒も参加した。畑山宏二錬士５段が勝二秀典錬士５段と定免茂昭錬士５段の介添えで矢渡しをし、持ち的謝礼を中條大輔教士６段、江田浩二錬士５段、嶋中初美錬士５段、山鍬三千枝錬士５段、曽山良和教士６段が行い競技に入った。大会は３４回目。町弓道協会の畑山宏二会長は「大会を続けることで会員数を維持できている」と大会の意義を語った。　（小塚泉）

（2016年11月7日　北陸中日新聞朝刊石川県内版より）