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中日新聞掲載の大学記事

2009.08.07

理科にもっと親しんで 中学生25人参加し中部大で実験教室

 中学生が大学の研究室で科学実験を体験する講座が春日井市松本町の中部大であり、25人が化合物の抽出実験に挑戦した。

 理科離れを受け、生徒に科学の面白さを知ってもらおうと、中部大と日本学術振興会が開催。同大応用生物学部の教授や学生らが講師を務め、止血や高血圧症に効果があるとされる薬草の槐花(かいか)から、内出血予防剤として使用されている化学物質ルチンを取り出す実験をした。

 槐花を煮て作った結晶からルチンを抽出、紫外線を当てて物質を確認。みそやしょうゆなどが微生物による発酵作用で作られていることや、身近にある化学反応の恩恵も学んだ。(小野沢健太)

(2009年8月7日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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