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中日新聞掲載の大学記事

2016.06.21

「音楽で地域振興」協定 宗次ホールと県立芸大

 若手演奏家の育成を支援する宗次ホール(名古屋市中区)と県立芸術大(長久手市)が20日、地域の文化芸術発展で連携する協定を結んだ。

 宗次ホールのオーナー宗次徳二さん(67)は、これまでも楽器を寄贈するなど、同大と関係を深めてきた。今年創立50周年を迎えた同大と、人材の相互活用や交流を通じてクラシック音楽の地域振興を目指す。

 同ホールで締結式があり、宗次さんと松村公嗣学長(68)が協定書を交わした。宗次さんが「若い音楽家の活動を広げることに協力できたらうれしい」と抱負を語り、松村学長は「地域の文化活動の一助になれば、素晴らしいことだ」と話した。

 同ホールでは、両者が共同企画して学生や卒業生が出演し、応援企業を募ったコンサートを年内に3回開く予定。同大では今月24日、宗次さんの講演と寄贈楽器を使ったコンサートを合わせた芸術講座を開く。 (古谷祥子)

(2016年6月21日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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