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2016.03.18
地域一丸 ランナー見守る 20日・関シティマラソン 万一の備え強化
■学生ら心肺蘇生訓練 自転車AED隊も
ランナーの無事を見守ります−。20日に関市で開かれる「刃物のまち関シティマラソン」(中日新聞社など共催)では、健康上の万一の事態に備えて救護態勢が強化される。前回の5倍の30台の自動体外式除細動器(AED)をコース各所に配備し、市内の大学生や企業もその運用を支える。(織田龍穂)
大会実行委員会は昨年11月、専門家らでつくる救護委員会を立ち上げて検討。過去の大会では、コースに5カ所ある給水地点に救護所を置いたが、22回目となる今回は、給水地点のほか12カ所に救護物品とAEDを備え、ボランティアを配置することに。無線で連絡を取り合い、即座に対応できるよう態勢を整えた。
ボランティアは総勢29人。市教委が委嘱するスポーツ推進委員のほか、中部学院大学(同市桐ケ丘)と岐阜医療科学大学(同市市平賀)の学生が参加する。大会を前に、中濃消防組合が実施した心肺蘇生法の講習を受講し、正しい手順を確認した。
さらに、今回は初めて「自転車AED隊」もコースを並走する。ブリヂストン関工場とブリヂストンスポーツ関工場(いずれも同市新迫間)の社員16人が担当。AEDを担いでクロスバイクに乗る。
両社の地域貢献の一環で、ブリヂストン関工場の保健師池戸亜紀さん(40)が提案。昨年11月のいびがわマラソンに給水ボランティアで参加した際に自転車隊を見かけ「工場のある関の大会でもできないか」と考え、大会実行委に持ち掛けた。
池戸さんは「自分も趣味で自転車を始めて、救護態勢の重要性を知った。ランナーの皆さんに安全、安心をお届けできれば」と意気込んでいる。
(2016年3月18日 中日新聞朝刊中濃版より)
ランナーの無事を見守ります−。20日に関市で開かれる「刃物のまち関シティマラソン」(中日新聞社など共催)では、健康上の万一の事態に備えて救護態勢が強化される。前回の5倍の30台の自動体外式除細動器(AED)をコース各所に配備し、市内の大学生や企業もその運用を支える。(織田龍穂)
大会実行委員会は昨年11月、専門家らでつくる救護委員会を立ち上げて検討。過去の大会では、コースに5カ所ある給水地点に救護所を置いたが、22回目となる今回は、給水地点のほか12カ所に救護物品とAEDを備え、ボランティアを配置することに。無線で連絡を取り合い、即座に対応できるよう態勢を整えた。
ボランティアは総勢29人。市教委が委嘱するスポーツ推進委員のほか、中部学院大学(同市桐ケ丘)と岐阜医療科学大学(同市市平賀)の学生が参加する。大会を前に、中濃消防組合が実施した心肺蘇生法の講習を受講し、正しい手順を確認した。
さらに、今回は初めて「自転車AED隊」もコースを並走する。ブリヂストン関工場とブリヂストンスポーツ関工場(いずれも同市新迫間)の社員16人が担当。AEDを担いでクロスバイクに乗る。
両社の地域貢献の一環で、ブリヂストン関工場の保健師池戸亜紀さん(40)が提案。昨年11月のいびがわマラソンに給水ボランティアで参加した際に自転車隊を見かけ「工場のある関の大会でもできないか」と考え、大会実行委に持ち掛けた。
池戸さんは「自分も趣味で自転車を始めて、救護態勢の重要性を知った。ランナーの皆さんに安全、安心をお届けできれば」と意気込んでいる。
(2016年3月18日 中日新聞朝刊中濃版より)
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