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2016.01.22
田中選手「地元のよう」 WBO防衛、北区で祝勝会
大みそかの初防衛戦に勝利し、世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級王者の座を守った田中恒成選手(20)=岐阜県多治見市、中京大2年=の祝勝会が21日、北区の柳原通商店街であった。参加した地元住民ら約50人と喜びを分かち合った田中選手は「地元のように温かい」と笑顔を見せた。
会場では、西尾市の農場で育てたブタの丸焼きが用意された。「せんえつながら」と田中選手が包丁を入れると、参加者から「おめでとう」と拍手が起こった。
祝勝会は田中選手が所属する畑中ジムが北区にある縁で、商店街で酒店を経営する長村栄治さん(53)が企画した。畑中ジムは県母子寡婦福祉連合会を通じて、一人親家庭の子どもらに1万円のチケット300枚を用意、県体育館で開かれた初防衛戦に招待した。祝勝会では連合会の山本広枝さん(59)が「仮面ライダーのヒーローのようだった」と、試合を観戦した子どもたちの感想を伝えた。
田中選手は「生で観戦してもらえてうれしい。何かを感じてもらえたのではないか。今後の頑張る力にしたい」。長村さんは「今後も地域を挙げて応援したい」と話していた。(立石智保)
(2016年1月22日 中日新聞朝刊市民版より)
会場では、西尾市の農場で育てたブタの丸焼きが用意された。「せんえつながら」と田中選手が包丁を入れると、参加者から「おめでとう」と拍手が起こった。
祝勝会は田中選手が所属する畑中ジムが北区にある縁で、商店街で酒店を経営する長村栄治さん(53)が企画した。畑中ジムは県母子寡婦福祉連合会を通じて、一人親家庭の子どもらに1万円のチケット300枚を用意、県体育館で開かれた初防衛戦に招待した。祝勝会では連合会の山本広枝さん(59)が「仮面ライダーのヒーローのようだった」と、試合を観戦した子どもたちの感想を伝えた。
田中選手は「生で観戦してもらえてうれしい。何かを感じてもらえたのではないか。今後の頑張る力にしたい」。長村さんは「今後も地域を挙げて応援したい」と話していた。(立石智保)
(2016年1月22日 中日新聞朝刊市民版より)