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中日新聞掲載の大学記事

2015.12.10

半年磨いた第九 聴いて 安城の「うたう会」 13日演奏会

 安城市の「安城第九をうたう会」は13日午後3時から、ベートーベンの交響曲第九番の演奏会を、市民会館で開く。公募で集まった市民ら約150人が、半年がかりで練習した歌を披露する。

 演奏会は、市内の音楽愛好家らが中心になって2、3年ごとに開いており、19回目。6月に発会式を開き、安城音楽協会の竹本ひろみさんの合唱指導を受けるなどして練習を重ねてきた。

 初めて参加する約20人のうち、バスを担当する朝日町の無職山田重成さん(91)は最年長だ。歩行困難なほどひどかった腰痛や膝の痛みが治療によって1年前に回復し、喜びを「歓喜の歌」で表現しようと参加した。「ドイツ語の歌詞を覚えるのが大変ですが、本番では歌えるだけ歌いたい」と意気込む。

 セントラル愛知交響楽団の角田鋼亮さんが指揮し、愛知学泉大オーケストラが演奏する。幸田町出身の伊藤貴之さん(バス)ら声楽家も出演する。

 全席自由。前売り2000円、当日2200円。高校生以下は前売り1000円、当日1100円。ろくえん市民会館店とツルタ楽器安城本店で販売中。(問)事務局の鈴木さん=090(4216)8763

(重村敦)

(2015年12月10日 中日新聞朝刊西三河総合より)
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