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2015.09.09
サニーロードの魅力開拓 南伊勢、度会、玉城合同 観光計画作成へ 愛知大生らツアー
愛知大(名古屋市)の学生が南伊勢、度会、玉城の三町を通る県道、通称「サニーロード」の沿線活性化を目指した観光計画を作成するための実地ツアーが7、8両日にあり、現代中国学部の3、4年14人が参加した。
県が推進する「サニーロード誘客促進事業」の一環。県外の若者に地域の新たな魅力を開拓してもらおうと、三町合同で初めて開催した。学生らは「まち文化」「歴史」「体験」の3班に分かれ、度会町の中森製茶で茶摘み機体験をしたり、玉城町のふるさと味工房アグリでソーセージ作り体験を楽しんだりした。
1泊2日のツアーを終えた8日に意見交換会が玉城町内であり、三町を訪ねた感想や、不便に感じた点などを発表。3年生の長谷川悠加さん(21)は「ハート形の入り江(南伊勢町のかさらぎ池)は、看板が少ないから初めて訪ねる人は不安になる。『恋人の聖地』としてもっとPRすれば女性客が増える」と提案した。
学生は今後、体験を基に提案した町巡りコースなどを記載したパンフレットを制作し、各町に提出する。3年生の森島綾菜さん(20)は「地域の人との触れ合いを盛り込みたい」と話し、度会町産業振興課の倉田晃旗さんは「町づくりから変えてやるという気持ちで計画を練ってほしい」と期待を込めた。(関俊彦)
(2015年9月9日 中日新聞朝刊伊勢志摩版より)
県が推進する「サニーロード誘客促進事業」の一環。県外の若者に地域の新たな魅力を開拓してもらおうと、三町合同で初めて開催した。学生らは「まち文化」「歴史」「体験」の3班に分かれ、度会町の中森製茶で茶摘み機体験をしたり、玉城町のふるさと味工房アグリでソーセージ作り体験を楽しんだりした。
1泊2日のツアーを終えた8日に意見交換会が玉城町内であり、三町を訪ねた感想や、不便に感じた点などを発表。3年生の長谷川悠加さん(21)は「ハート形の入り江(南伊勢町のかさらぎ池)は、看板が少ないから初めて訪ねる人は不安になる。『恋人の聖地』としてもっとPRすれば女性客が増える」と提案した。
学生は今後、体験を基に提案した町巡りコースなどを記載したパンフレットを制作し、各町に提出する。3年生の森島綾菜さん(20)は「地域の人との触れ合いを盛り込みたい」と話し、度会町産業振興課の倉田晃旗さんは「町づくりから変えてやるという気持ちで計画を練ってほしい」と期待を込めた。(関俊彦)
(2015年9月9日 中日新聞朝刊伊勢志摩版より)