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中日新聞掲載の大学記事

2015.08.17

被災地の子を笑顔に 学生ボランティア団体 「うぃるく」

 子どもたちと一緒に広場で走り回ったり、屋外でカレーを作ったり。東日本大震災で愛知県内に避難してきた子と、県内の子が交流できるサマーキャンプを同県日進市で毎年開いている。

 被災地の子どもたちの手助けをしたいと、愛知淑徳大(愛知県長久手市)の学生で2013年4月に発足。慣れない土地で暮らし始めた子どもたちに楽しい思い出や新しい友達をつくってほしいとキャンプを考えた。うぃるくは、「共に歩く」を意味する「with walk」を縮めた「wilk」から名付けた。1〜3年生35人が所属。今年も子ども34人が参加し、笑い声が会場を包んだ。

 副代表の3年生丹羽杏紗さん(21)は「避難してきた子もだんだんとこの土地に慣れつつある。今までの形とは違う新たな取り組みも考えていきたい」と話している。

 連絡先は、「うぃるく」=メール withwalk77@yahoo.co.jp

(2015年8月17日 中日新聞夕刊8面より)

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