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2015.03.12
半島から冥福を祈る 中部空港などで黙とう
東日本大震災の発生から4年を迎えた11日、知多半島各地で発生時刻に合わせ、旅行客や住民、大学生らが犠牲者の冥福を祈った。
常滑市の中部国際空港では、空港内に設けられた大型ビジョンで、国立劇場(東京都千代田区)で開かれた政府主催の追悼式の様子を生中継で伝えた。画面の前には空港職員や旅行客らが集まり、1分間黙とうした。
4月から大学生となる平田真太郎さん(18)=北名古屋市=は「たまたま住んでいる場所が違っただけで被災しなかったが、自分が被害に遭う可能性も十分ある。被災地は元通りにならないかもしれないけれど、1人でも多くの人が生活を取り戻してほしい」と話した。
日本福祉大(美浜町奥田)でも、全国各地へ出掛け、災害ボランティアとして活動する学生10人が祈りをささげた。2012年の夏休みに岩手県釜石市の仮設住宅でボランティア活動をした3年の岡本紫さん(21)=美浜町=は「さまざまな人のことを思い出した。皆さんが笑顔で暮らせる日が早く来ればいいなと思う」と話していた。(沢井秀之)
(2015年3月12日 中日新聞朝刊知多総合版より)
常滑市の中部国際空港では、空港内に設けられた大型ビジョンで、国立劇場(東京都千代田区)で開かれた政府主催の追悼式の様子を生中継で伝えた。画面の前には空港職員や旅行客らが集まり、1分間黙とうした。
4月から大学生となる平田真太郎さん(18)=北名古屋市=は「たまたま住んでいる場所が違っただけで被災しなかったが、自分が被害に遭う可能性も十分ある。被災地は元通りにならないかもしれないけれど、1人でも多くの人が生活を取り戻してほしい」と話した。
日本福祉大(美浜町奥田)でも、全国各地へ出掛け、災害ボランティアとして活動する学生10人が祈りをささげた。2012年の夏休みに岩手県釜石市の仮設住宅でボランティア活動をした3年の岡本紫さん(21)=美浜町=は「さまざまな人のことを思い出した。皆さんが笑顔で暮らせる日が早く来ればいいなと思う」と話していた。(沢井秀之)
(2015年3月12日 中日新聞朝刊知多総合版より)