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2015.02.07
若者よ 統一選いこまい 朝日大法学部生 政治参加促す活動始める
4月の統一地方選で若者の投票率を上げようと、朝日大法学部3年の幸地(こうち)啓太さん(21)と林泉希(みずき)さん(21)が、「こぞって選挙にいこまいプロジェクト」を立ち上げた。政治をテーマにした座談会や模擬選挙を、随時開催する。
6日、瑞穂市穂積の同大であった初集会。「若者が投票しないと、高齢者向けの政策ばかりになる」。集まった学生9人を前に、幸地さんは訴えた。
昨年11月、衆院解散の是非を問う討論会に参加し、選挙に関心を抱いた幸地さん。翌月の衆院選で、選挙権があっても投票所へ行かない友人が多いことが気になった。「僕たちの1票は、若者の生活を変える可能性があるのに」。同じ思いを抱いていた林さんと準備を始めた。
「まずは身近な政治を考えよう」と、瑞穂市長選と同市議補欠選、県議選を見据えて活動する。街頭演説などで集めた候補者の情報をまとめたチラシを学生らに配布し、若者の政治への要望を候補者に伝えることも計画。インターネット上の発言頻度と当落の関係も分析する。
サポーター役を担う同大法学部の大野正博教授(44)は「若者が政治に目を向ければ、候補者も若者の問題を考えるはず。選挙を変える大きな一歩」と期待している。活動には、他大学の学生も参加できる。(問)大野教授=058(329)1203
(松野穂波)
(2015年2月7日 中日新聞朝刊岐阜県版より)
6日、瑞穂市穂積の同大であった初集会。「若者が投票しないと、高齢者向けの政策ばかりになる」。集まった学生9人を前に、幸地さんは訴えた。
昨年11月、衆院解散の是非を問う討論会に参加し、選挙に関心を抱いた幸地さん。翌月の衆院選で、選挙権があっても投票所へ行かない友人が多いことが気になった。「僕たちの1票は、若者の生活を変える可能性があるのに」。同じ思いを抱いていた林さんと準備を始めた。
「まずは身近な政治を考えよう」と、瑞穂市長選と同市議補欠選、県議選を見据えて活動する。街頭演説などで集めた候補者の情報をまとめたチラシを学生らに配布し、若者の政治への要望を候補者に伝えることも計画。インターネット上の発言頻度と当落の関係も分析する。
サポーター役を担う同大法学部の大野正博教授(44)は「若者が政治に目を向ければ、候補者も若者の問題を考えるはず。選挙を変える大きな一歩」と期待している。活動には、他大学の学生も参加できる。(問)大野教授=058(329)1203
(松野穂波)
(2015年2月7日 中日新聞朝刊岐阜県版より)