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中日新聞掲載の大学記事

2014.08.18

100人の大学生が 政策議論し提案 名古屋で交流会

 東海地方の大学生が自治体の政策についてグループで議論し、アイデアを提案する「マニフェスト作成交流会」が17日、名古屋市中村区役所であった。約100人の学生が参加し、政治の世界に理解を深めた。

 政策立案の過程を学んでもらおうと、若者の投票率向上に取り組む東京のNPO法人「ドットジェイピー」の東海支部が主催。同NPOを通じ国会議員や県議、市議らの事務所で就業体験をしている学生同士の交流も兼ねて開いた。

 会では「ジェイピー市」という架空の市の市長選に出馬する設定で、その際の選挙公約について17のグループに分かれ議論。主催者側が事前に設定した人口や地理条件、産業構造などの課題にどう対応するかを話し合った。

 討論結果は「選挙公報」の形にまとめ発表。「インターネットで観光PRをしては」、「高齢者の足となるバスの交通網整備を」といった意見が出た。

 名古屋大法学部1年の杉山優有奈(ゆうな)さん(19)は「普段とは違った視点で行政の課題を意識することができ、有意義だった」と話した。

(2014年8月18日 中日新聞朝刊県内版より)
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