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2014.03.30
東海3県40年の鉄道史 ライター徳田さんが新刊
交通ライターで鈴鹿国際大客員教授の徳田耕一さん(61)=名古屋市中村区=が、昭和後期から平成にかけての鉄道の動きをまとめた「まるごと 名古屋の電車 激動の40年」を出版した。愛知、三重、岐阜の3県を走った懐かしい電車の引退や最新車両のデビューなどの鉄道史をもれなく紹介している。
名古屋駅近くで生まれ育った徳田さんは、幼いころから鉄道に熱中。これまで撮影した写真や収集した資料、鉄道模型は膨大で、自宅の書斎に収まりきらず、アパート3軒で保管している。
自身44作目の著書の新刊は、観光学を教えた同大を2013年度末で退任する節目に合わせて発行。1974年の名古屋市電の全廃から、同市のあおなみ線でSLの実験走行があった2013年までを時系列でまとめた。
1987年の国鉄民営化、東海道新幹線0系や名鉄パノラマカーの引退などの場面が撮りためた600枚以上の写真や年表とともによみがえる。
徳田さんは「鉄道にまつわる出来事は全て載せたつもり。コラムもあり、鉄道にそれほど詳しくない人でも楽しむことができると思う」と話している。
河出書房新社刊でA5判、192ページ。定価1850円(税抜き)。主な書店で販売している。 (鈴木龍司)
(2014年3月30日 中日新聞朝刊県内総合版より)
名古屋駅近くで生まれ育った徳田さんは、幼いころから鉄道に熱中。これまで撮影した写真や収集した資料、鉄道模型は膨大で、自宅の書斎に収まりきらず、アパート3軒で保管している。
自身44作目の著書の新刊は、観光学を教えた同大を2013年度末で退任する節目に合わせて発行。1974年の名古屋市電の全廃から、同市のあおなみ線でSLの実験走行があった2013年までを時系列でまとめた。
1987年の国鉄民営化、東海道新幹線0系や名鉄パノラマカーの引退などの場面が撮りためた600枚以上の写真や年表とともによみがえる。
徳田さんは「鉄道にまつわる出来事は全て載せたつもり。コラムもあり、鉄道にそれほど詳しくない人でも楽しむことができると思う」と話している。
河出書房新社刊でA5判、192ページ。定価1850円(税抜き)。主な書店で販売している。 (鈴木龍司)
(2014年3月30日 中日新聞朝刊県内総合版より)