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2014.03.13
命守る活動推進 名大の「減災館」完成式
南海トラフ巨大地震などの大規模災害への備えを進め、被災を最小限に抑えることを狙った名古屋大(名古屋市千種区)の研究拠点「減災館」の完成式典が12日、同館で開かれた。県内の自治体や企業と連携して減災研究を進めるほか、防災教育の拠点として一般の見学者も受け入れる。(今村太郎)
式典には、名古屋大の浜口道成学長や、同館を拠点に研究する名大減災連携研究センター長の福和伸夫教授、県や名古屋市の防災関係者など80人が出席。浜口学長は「発生が予想される大地震にどう備えるのかを、日々考える拠点。命を守るための活動を推進する」とあいさつした。
鉄筋コンクリート地下1階、地上4階建て。地下1階部分に建物を揺らすジャッキなどの装置を完備し、震度3〜4程度の揺れを体感できる。屋上には、さらに強い揺れをつくり出す振動実験室もあり、大地震への対策を実証実験できる。
1、2階には津波や液状化、活断層の仕組みなどをまとめたパネルや模型、減災関連の書籍、新聞記事を展示し、一般の見学者は5月ごろから受け入れを始める。講座なども開催するという。
(2014年3月13日 中日新聞朝刊県内総合版より)
式典には、名古屋大の浜口道成学長や、同館を拠点に研究する名大減災連携研究センター長の福和伸夫教授、県や名古屋市の防災関係者など80人が出席。浜口学長は「発生が予想される大地震にどう備えるのかを、日々考える拠点。命を守るための活動を推進する」とあいさつした。
鉄筋コンクリート地下1階、地上4階建て。地下1階部分に建物を揺らすジャッキなどの装置を完備し、震度3〜4程度の揺れを体感できる。屋上には、さらに強い揺れをつくり出す振動実験室もあり、大地震への対策を実証実験できる。
1、2階には津波や液状化、活断層の仕組みなどをまとめたパネルや模型、減災関連の書籍、新聞記事を展示し、一般の見学者は5月ごろから受け入れを始める。講座なども開催するという。
(2014年3月13日 中日新聞朝刊県内総合版より)