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2014.03.12
金沢工大生考案 あずまやづくり 津幡の公園影で 多彩な表情演出
津幡町加茂の町あがた公園で11日、金沢工業大(野々市市)の学生が考案したあずまやの工事が始まった。金沢工業大の地域連携プロジェクトの一環。(高橋淳)
あずまやは長さ、幅4.8メートル、高さ3.9メートルで、芝生の広場の一角に位置する。材料は金沢森林組合が提供した町内産のスギを使った。屋根に短い柱を格子状に組み合わせ、立体的に日光を遮るデザイン。雲をイメージし、季節や時間に応じて影の位置や長さを変え、多彩な表情の演出を狙った。屋根の下には4つのベンチを置く。
町と組合の依頼を受け、環境・建築学部の1、2年生11人が昨秋に着手した。設計や構造計算、材料の加工などの役割を分担し、この日の施工も自分たちで進めた。
あずまやは4月から使える。施工後、木材の防腐剤の乾燥を待って町が安全性を最終確認する。
プロジェクトのリーダーを務める2年高橋歩さん(20)は「ついにここまで来られたという気持ち。地域の皆さんに愛着を持って使ってもらえたらうれしい」と話した。
(2014年3月12日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)
あずまやは長さ、幅4.8メートル、高さ3.9メートルで、芝生の広場の一角に位置する。材料は金沢森林組合が提供した町内産のスギを使った。屋根に短い柱を格子状に組み合わせ、立体的に日光を遮るデザイン。雲をイメージし、季節や時間に応じて影の位置や長さを変え、多彩な表情の演出を狙った。屋根の下には4つのベンチを置く。
町と組合の依頼を受け、環境・建築学部の1、2年生11人が昨秋に着手した。設計や構造計算、材料の加工などの役割を分担し、この日の施工も自分たちで進めた。
あずまやは4月から使える。施工後、木材の防腐剤の乾燥を待って町が安全性を最終確認する。
プロジェクトのリーダーを務める2年高橋歩さん(20)は「ついにここまで来られたという気持ち。地域の皆さんに愛着を持って使ってもらえたらうれしい」と話した。
(2014年3月12日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)