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中日新聞掲載の大学記事

2014.03.11

東京外大と授業、留学で連携 名古屋外大が協定へ

 名古屋外国語大(愛知県日進市)は東京外国語大(東京都府中市)と連携して単位認定や留学支援などをする交流協定を結ぶ。互いの大学が持つメリットを生かすことで、世界を舞台に活躍できる「グローバル人材」の育成を目指す。

 東京外大は2009年に神戸市外国語大と協定を結んでいる。私立の外国語大学とは初の連携。13日に締結式が行われる。

 4月以降、両大学で集中講義やインターネットを活用した遠隔授業を実施。学生が単位を取得できるようにする。海外の大学への留学や就職前の企業研修などでも、それぞれの大学が持つネットワークを生かす。

 名古屋外大と東京外大は学生数が3000人台とほぼ同規模。専攻科目の数や留学支援では特徴が異なる。

 東京外大は国内最多となる27言語の専攻科目を持つ。アジア、アフリカを含む海外の100以上の大学と交流協定を結ぶ。

 一方の名外大の専攻は英語、フランス語、中国語、日本語の4言語。欧米への留学支援に力を入れており、海外で単位を取った学生数は東京外大を上回る。航空、ホテル業界への就職にも実績がある。名外大の亀山郁夫学長は昨年3月まで東京外大の学長。両大学は、10月から「互いの大学のメリットを生かせないか」と協議を進めていた。

(2014年3月11日 中日新聞朝刊34面より)

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