愛知大学野球秋季リーグ（中日新聞社後援）は第７週第２日の１９日、愛知県豊田市の豊田市運動公園野球場で２回戦２試合を行い、中部大が中京大を１０−５で下して１勝１敗とした。中部大は２位以上が確定した。名商大は名城大に６−０で快勝。２連勝で勝ち点を２とした。

　中部大は一回に一挙６得点を奪うなど１０得点の猛攻。２番手で登板した石川の好投も光った。名商大は先発上野が７回を無失点に抑えた。

初回猛攻勝負あり

　優勝に望みをつないだ中部大。善久監督が「６点取れたのが大きかった」と振り返った１回の攻撃で試合を決めた。３四球でいきなり無死満塁の好機。小西、寺村、小笠原の適時打に敵失も絡み、得点を重ねた。勝ち点を落とせば愛院大の優勝が決まる。

　善久監督は「自力優勝はないが、勝ち点を挙げられるように頑張りたい」と２０日の第３戦を見据えた。

（2008年10月20日　中日新聞朝刊26面より）