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2008.10.21
愛知大学野球 サヨナラ!!中部大V残った
春秋連覇を目指す中部大が中京大に3−2でサヨナラ勝ちして勝ち点を4にし、優勝の可能性を残して全日程を終えた。最終週の愛院大−愛産大戦で、愛院大が勝ち点を取れば愛院大の2季ぶり39度目の優勝、勝ち点を落とせば勝ち点4で並ぶが、勝率で中部大の2季連続2度目の優勝が決まる。中部大は8回に同点に追いつくと、9回1死二塁で、浅野真司中堅手(4年・各務原)がサヨナラ二塁打を放った。
首位・愛院大が勝ち点なしで逆転
春秋連覇へのチケットを総力戦でものにした。9回に浅野が左中間にサヨナラの大飛球を放つと、ベンチからナインが一斉に飛び出した。
「捕られたと思ったけどみんなが出てきて、サヨナラと分かりました」と、殊勲の浅野はにっこり。前日の2回戦で勝ち、3連盟王座決定戦へ出場できる2位以内を確定。主将の小西が「ベンチに浮ついた感じがあった」と話すように、来季を見据えて主力選手を外した中京大に苦戦した。
だがベンチ入り25人のうち22人を起用して、優勝につながる大事な1勝をもぎ取った。「春と同じ9勝4敗で終わった。よくやったんじゃないか」と善久裕司監督(50)。前季王者の責任を果たして、あとは吉報を待つ。 (田中一正)
▽3回戦(中部大2勝1敗)
中京大 002000000―2
中部大 100000011―3
(2008年10月21日 中日スポーツ朝刊10面より)
首位・愛院大が勝ち点なしで逆転
春秋連覇へのチケットを総力戦でものにした。9回に浅野が左中間にサヨナラの大飛球を放つと、ベンチからナインが一斉に飛び出した。
「捕られたと思ったけどみんなが出てきて、サヨナラと分かりました」と、殊勲の浅野はにっこり。前日の2回戦で勝ち、3連盟王座決定戦へ出場できる2位以内を確定。主将の小西が「ベンチに浮ついた感じがあった」と話すように、来季を見据えて主力選手を外した中京大に苦戦した。
だがベンチ入り25人のうち22人を起用して、優勝につながる大事な1勝をもぎ取った。「春と同じ9勝4敗で終わった。よくやったんじゃないか」と善久裕司監督(50)。前季王者の責任を果たして、あとは吉報を待つ。 (田中一正)
▽3回戦(中部大2勝1敗)
中京大 002000000―2
中部大 100000011―3
(2008年10月21日 中日スポーツ朝刊10面より)