HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2013.09.11
大学生に労組講座 「ブラック企業」見極めろ 三重大で来月から
連合三重(津市)は三重大で10月から、三重県内の労組関係者らが講師を務める講座を開く。若者に過重労働を強いる「ブラック企業」や非正規雇用の増加が社会問題化する中、就職前から労働者の権利や組合の役割への理解を深めてもらい、離職率の低下などにつなげる狙いだ。
連合三重の呼び掛けで実現。連合(東京)の地方組織が大学で講座を担当するのは東海3県で初めて。
講座名は「働くということと労働組合」で、10月7日〜来年1月末に計15回開く。副学長の児玉克哉教授(54)が受け持つ1、2年の一般教養の授業で、連合三重の土森弘和会長(56)や、生産業や販売業などに携わる組合員らが講師を務める。若者の労働環境の課題のほか、企業の就業規則などを取り上げる。
児玉教授は「企業経営者による授業もあるが、社会に出る前から労働現場の声を聞くことにも利点がある」と意義を強調。土森会長は「自分の思いを企業側に語れる社会人になってほしい」と話す。
(2013年9月11日 中日新聞朝刊29面より)
連合三重の呼び掛けで実現。連合(東京)の地方組織が大学で講座を担当するのは東海3県で初めて。
講座名は「働くということと労働組合」で、10月7日〜来年1月末に計15回開く。副学長の児玉克哉教授(54)が受け持つ1、2年の一般教養の授業で、連合三重の土森弘和会長(56)や、生産業や販売業などに携わる組合員らが講師を務める。若者の労働環境の課題のほか、企業の就業規則などを取り上げる。
児玉教授は「企業経営者による授業もあるが、社会に出る前から労働現場の声を聞くことにも利点がある」と意義を強調。土森会長は「自分の思いを企業側に語れる社会人になってほしい」と話す。
(2013年9月11日 中日新聞朝刊29面より)