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中日新聞掲載の大学記事

2013.07.10

冷ませ地球 名城大生、打ち水で涼 多治見37.0度

 地面に水をまいて気温を下げる「打ち水大作戦」が10日、名古屋市天白区の名城大天白キャンパスで開かれ、学生や教職員約200人が参加した。

 打ち水には、エコを意識して、これまでに散水用にためていた雨水を利用。参加した学生らは大粒の汗をかきながら、おそろいの青の法被を着て、ひしゃくや手で水をまいた。開始時に32.6度あった気温は約20分の打ち水で31.3度まで下がり、学生らは一時の涼を楽しんだ。だが、強烈な日差しのため、あっという間に地面は乾いていった。

 参加した名城大2年の山田有季乃さん(19)は「外に出るのも嫌なくらいだけど、涼しい気持ちになれた」と笑顔。打ち水は17日朝にも名城大である。

 東海地方は10日も朝から気温が上昇し、午後1時までに岐阜県多治見市で37.0度、津市で36.7度、愛知県新城市で36.4度を観測した。

 名古屋地方気象台によると、予想最高気温は名古屋市で37度、岐阜市で36度、津市で35度。気象庁は高温注意情報を出して熱中症などへの警戒を呼びかけている。

(2013年7月10日 中日新聞夕刊10面より)
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