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2013.06.16
金沢工大 学内献血2万8000人 活動40周年で記念式典
金沢工業大(野々市市扇が丘)の学内献血活動が40周年を迎え15日、大学構内で記念式典があった。学生組織「学友会」が取り組み、これまでに学生や教職員ら延べ2万8376人が協力。ここ10年間は年間の献血者が1000人を超えている。
患者への輸血の際に副作用の可能性が低いとされる400ミリリットル献血の割合も徐々に増え、現在は9割近くを占める。式典で、石川憲一学長は「ボランティア精神が長い年月をかけて醸成され、定着している」と活動をたたえた。同市の粟貴章市長と県赤十字血液センターの塩原信太郎所長も祝辞を述べた。
学友会の真田龍大会長(21)=バイオ・化学部4年=は、活動を開始した1973(昭和48)年5月からの経過を報告。新入生向けのキャンペーンや寒さ対策、実施回数の見直しなどあの手この手で献血者数を伸ばしてきたと説明した。
学外で催される献血キャンペーンにも参加して、他大学の学生と協力して成果を挙げていることも紹介し「歴代の先輩方から継続してきた結果であり、伝統を誇りに活動を推進したい」と決意を語った。
地道な活動に対し、これまで県知事や厚生大臣、県赤十字血液センター所長らから多数の感謝状が贈られている。 (谷知佳)
(2013年6月16日 北陸中日新聞朝刊石川版より)
患者への輸血の際に副作用の可能性が低いとされる400ミリリットル献血の割合も徐々に増え、現在は9割近くを占める。式典で、石川憲一学長は「ボランティア精神が長い年月をかけて醸成され、定着している」と活動をたたえた。同市の粟貴章市長と県赤十字血液センターの塩原信太郎所長も祝辞を述べた。
学友会の真田龍大会長(21)=バイオ・化学部4年=は、活動を開始した1973(昭和48)年5月からの経過を報告。新入生向けのキャンペーンや寒さ対策、実施回数の見直しなどあの手この手で献血者数を伸ばしてきたと説明した。
学外で催される献血キャンペーンにも参加して、他大学の学生と協力して成果を挙げていることも紹介し「歴代の先輩方から継続してきた結果であり、伝統を誇りに活動を推進したい」と決意を語った。
地道な活動に対し、これまで県知事や厚生大臣、県赤十字血液センター所長らから多数の感謝状が贈られている。 (谷知佳)
(2013年6月16日 北陸中日新聞朝刊石川版より)