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中日新聞掲載の大学記事

2013.06.10

インドネシア人看護師 サポートチーム 共に試験突破目指す

 日本で看護師を目指すインドネシア人を支援するため、国家試験の勉強を手伝ったり、医療現場での日本語の使い方をアドバイスしたりする。メンバーは四日市看護医療大(三重県四日市市)の学生たちだ。

 教授の呼び掛けで5年ほど前、有志で始めた。現在は約20人が所属。数人ずつ交代で、看護師を目指す人と既に看護師として働く人の女性2人をそれぞれ週2回と月1回の割合で支援する。

 「教えるためには自分たちも理解していないといけない」とリーダーの2年浅井香澄さん(20)。定期的な勉強会も開いて準備に余念がない。自分たちも4年生になれば国家試験を受ける身。自らの役にも立っている。

 逆にインドネシアの医療環境の話を聞くこともあり、浅井さんは「視野が広がった。学ぶことも多い」と話す。

 連絡先は、四日市看護医療大=電059(340)0700=へ。

(2013年6月10日 中日新聞夕刊8面より)
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