進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2013.06.06

街の魅力 歩いて発見 豊橋駅南で月1回催し

 豊橋駅近くの水上ビル周辺を舞台にした都市型アートイベント「sebone(せぼね)」実行委員会は、毎月最終土曜に街中を歩いて見て回る「sebone駅南まち歩き」を始めた。担当者は「街中を楽しく歩いてもらい、街をよく知ってもらいたい」と呼び掛けている。(中山梓)

■アートイベント実行委が企画 「いろんな人参加して」

 水上ビルは駅南にあり、市内を流れる牟呂用水の上に立つビルの通称。市民らでつくる実行委は、芸術の力で人と街を元気にしようと毎年、このアートイベントをビル周辺で開いており、市内外の芸術家が作品を水上ビルの店舗内や周辺に展示している。今年も9月下旬に企画している。

 実行委は、参加者や新しく実行委に入ったメンバーに、駅南を知ってもらい街を好きになってもらおうと、4月27日に街歩きを始めた。

 5月25日の街歩きには、地元商店主や愛知大の学生、実行委員ら30人が参加。豊橋駅南の穂の国とよはし芸術劇場プラットを発着点に、商店主らの説明を受けながら、水上ビル周辺や旧バスターミナルなどを見て回った。

 参加者らはプラットに戻ると、1階ロビーの「交流スクエア」で意見交換。愛知大1年の松永恵美さん(18)は「水上ビルの花火屋や駄菓子屋など、普段はなかなか行くことのない場所に行けて良かった」と話した。

 実行委の黒野有一郎さん(46)は「街を知ってもらうのには、歩いてもらうことが1番。いろんな人に参加してもらいたい」と呼び掛けている。

 次回は6月29日午後を予定している。問い合わせは黒野さん=電0532(56)0170=へ。

(2013年6月6日 中日新聞朝刊東三河版より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ