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中日新聞掲載の大学記事

2013.05.18

学校生活のお国柄知る 豊田・足助小 名大留学生が母国紹介

 子どもたちに異文化への理解を深めてもらう授業が17日、豊田市の足助小学校であり、インドと中国から名古屋大に留学している2人が、それぞれの国の学校生活を紹介した。

 市国際交流協会と市教委が2008年度に始めた「小学生国際理解教育事業」の一環。本年度は希望する9校で、世界の子どもたちの学校生活をテーマに授業をする。

 講師は名古屋大大学院国際開発研究科の学生でつくる「EIUP(国際理解教育プログラム)」のメンバーや、愛知淑徳大の学生、「幼い難民を考える会あいち」のメンバーが務める。

 この日はEIUPのメンバー2人がインドからの留学生ガザラミーナさん(30)、中国からの李嘉さん(23)に協力してもらい、足助小の5、6年生に対して授業を行った。

 児童は、インドの小学校では8時間目まで授業があることを知ると驚きの声を上げ、中国の小学校の授業で行われるボールを使ったゲームを体験した。「好きな日本の漫画は」などと2人に質問もして触れ合った。(橋詰美幸)

(2013年5月18日 中日新聞朝刊豊田版より)
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