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2013.03.01
豊橋 うどん店60カ所で利用者調査 回答者の3/4が「行きつけ」あり
■「カレー」食べたことない4割も
豊橋市のうどんのルーツなどを探るプロジェクトを進めている市内のうどん店や豊橋創造大の学生が、昨年11〜12月に実施したうどん店利用者アンケートの結果をまとめた。回答者の4分の3が「行きつけのうどん屋がある」と答えるなど、豊橋のうどん文化を考える上で興味深い内容。近くホームページ(HP)で公開する。(曽布川剛)
アンケートは、豊橋麺類食堂組合に加盟するうどん店の60カ所に2週間設置。1700枚を回収し、回答に不備があるものを除いた1168枚を集計した。
「豊橋のうどんと聞いて思い浮かぶのは」との質問では、4割弱が「にかけうどん」、6割強が「豊橋カレーうどん」と回答。一方で、豊橋カレーうどんを食べたことがない人は4割もいた。5回以上食べた人が15%もいることから「リピーターが人気を支えている」と分析した。またセルフ式うどん店は、50〜70代の4割以上がほとんど利用していないことも分かった。
学生と一緒に結果をまとめた豊橋麺類食堂組合青年会の戸倉信一郎さん(41)は「うどん好きの人の傾向が分かったので、今後の組合の活動に生かしたい」と話し、豊橋のうどん文化向上に向けたプロジェクトの継続を目指す。
学生らは、市内のうどん店主への聞き取り調査も実施。「豊橋の定番はにかけうどん。違うものを試しても結局売れるのはにかけ」「豊橋カレーうどんは入り口で、豊橋のうどんを売るための手段」など、まちのうどん屋の率直な意見もHPで紹介する。HPは「豊橋うどんプロジェクト」で検索できる。
(2013年3月1日 中日新聞朝刊東三河版より)
豊橋市のうどんのルーツなどを探るプロジェクトを進めている市内のうどん店や豊橋創造大の学生が、昨年11〜12月に実施したうどん店利用者アンケートの結果をまとめた。回答者の4分の3が「行きつけのうどん屋がある」と答えるなど、豊橋のうどん文化を考える上で興味深い内容。近くホームページ(HP)で公開する。(曽布川剛)
アンケートは、豊橋麺類食堂組合に加盟するうどん店の60カ所に2週間設置。1700枚を回収し、回答に不備があるものを除いた1168枚を集計した。
「豊橋のうどんと聞いて思い浮かぶのは」との質問では、4割弱が「にかけうどん」、6割強が「豊橋カレーうどん」と回答。一方で、豊橋カレーうどんを食べたことがない人は4割もいた。5回以上食べた人が15%もいることから「リピーターが人気を支えている」と分析した。またセルフ式うどん店は、50〜70代の4割以上がほとんど利用していないことも分かった。
学生と一緒に結果をまとめた豊橋麺類食堂組合青年会の戸倉信一郎さん(41)は「うどん好きの人の傾向が分かったので、今後の組合の活動に生かしたい」と話し、豊橋のうどん文化向上に向けたプロジェクトの継続を目指す。
学生らは、市内のうどん店主への聞き取り調査も実施。「豊橋の定番はにかけうどん。違うものを試しても結局売れるのはにかけ」「豊橋カレーうどんは入り口で、豊橋のうどんを売るための手段」など、まちのうどん屋の率直な意見もHPで紹介する。HPは「豊橋うどんプロジェクト」で検索できる。
(2013年3月1日 中日新聞朝刊東三河版より)