愛知大学野球秋季リーグ（中日新聞社後援）は第１週第３日の８日、名古屋市の瑞穂球場で３回戦１試合を行い、中部大が４−１で名城大に逆転勝ち。勝ち点１を得た。

　中部大は６日の１回戦に続いてエース小笠原が１失点で完投。打線は３回に浅野の右前適時打で同点とし、５回に相手の失策と立林の左中間適時二塁打などで２点を挙げ勝ち越した。

◇瑞穂（中部大２勝１敗）
名城大　１００００００００―１
中部大　００１０２１００ｘ―４

◇２部（８日・愛工大）
星城大　１００００２１００―４
東学大　０１４００００２ｘ―７

（星）佐藤、高橋、前田−後田

（東）岡本、佐藤、今村、西口−中野

エースが貫禄示す

　エース小笠原が貫禄（かんろく）の投球で勝ち点を呼び込んだ。初回に先制点を許したが、ストライク先行のテンポよいピッチングでチームに流れを呼び込んだ。

　味方が逆転した中盤以降は毎回走者を背負ったが、けん制で刺すなどしてピンチを防ぎ９回を投げきった。

　１回戦で完投後、２回戦もスタンバイしたため３日間フル稼働。「疲れたけど、完投して当たり前と見られることがうれしい」と充実の表情を浮かべた。

（2008年9月9日　中日新聞朝刊25面より）