２部ではプロ注目の星城大・林冬樹投手（４年・星城）が、東海学園大とのチーム開幕戦に先発。５−１の完投勝ちでネット裏に詰め掛けたプロ８球団のスカウト陣にアピールした。１部では４季ぶりに１部復帰した名城大が中部大に７−１で復帰後初勝利を挙げ、成績をタイにした。名商大は中京大に５−４でサヨナラ勝ち、勝ち点１を挙げた。中部大と名城大の３回戦は８日正午から瑞穂球場で行われる。

◇愛知大学２部リーグ第１週第２日（愛工大）＝中日スポーツ後援

▽１回戦（星城大１勝）
東海学園大　０００００１０００―１
星城大　　　００００００３２ｘ―５
（東）西口、今村、佐藤、田島−中野
（星）林−後田
本塁打久野（星）

▽２回戦
愛工大７−２名産大（愛工大２勝）

１部名商大勝ち点

▽２回戦（名商大２勝）
中京大　００４００００００ ―４
名商大　０１０００００３１x―５

▽２回戦（１勝１敗）
中部大　００００００１００―１
名城大　０００００１２４ｘ―７

２年ぶりの勝利　名城大

　名城大の１部勝利は、６日に完投でプロ２勝目を挙げたＯＢの中日・清水昭が、２００６年秋季に中部大を完封して以来。大坪監督は「これで選手の硬さも取れるかな」。完投勝ちした鈴木は「清水さんも頑張っているので、僕らも絶対勝たなければいけない気持ちだった。２年前はスタンドで応援していた１部で投げて勝てたのは、うれしい」と、１部初勝利の味をかみしめていた。

（2008年9月8日　中日スポーツ11面より）