愛知大学野球秋季リーグ（中日新聞社後援）第５週第２日は９月３０日、愛知県日進市の愛院大グラウンドで１部の２回戦１試合を行い、愛大が３−２で名商大に連勝し、勝ち点を２に伸ばした。愛産大−中部大の２回戦は台風１７号の影響で１０月１日に順延となった。

　愛大は１回１死二、三塁から、松本道の中前適時打で２点を先制。８回にも追加点を挙げた。

■伊佐地粘投１８勝目

　愛大のエース伊佐地が粘りの投球で今季初完投勝利を挙げた。毎回走者を背負ったが、「抑えなければいけない」。気持ちを前面に出し、２失点で切り抜けた。

　大学最後となる今季は６月末に痛めた右肩の影響で、本調子ではなかった。それでも第３週の愛院大戦で今季初先発。敗れはしたものの、９回を１失点に抑え「自信になった」と手応えをつかんだ。

　これで通算１８勝。「最終週の愛産大戦で、二つ勝てるようしっかり調整したい」。２０勝の大台到達で有終の美を飾ろうとしている。

◇愛院大（愛大２勝）
名商大　０００１００００１―２
愛大　２００００００１ｘ―３

（2012年10月1日　中日新聞朝刊28面より）